確定申告を前に

今シーズンは寒い冬となりましたが、暦の上では立春も過ぎ、日に日に春の訪れを感じる暖かい日が増えてきました。東京では近々春一番が吹くという予報も出ています。
 
そして、間もなく3月、今年も確定申告の季節が到来しました。
対象となる方はもう申告、申告準備はお済みでしょうか?
 
平成29年分の確定申告においては、日本年金機構が発行する「平成29年分公的年金等の源泉徴収票」の記載内容に誤りがあったことが判明しましたので、書類準備の際に注意が必要です。
一部の源泉徴収票に記載された「控除対象配偶者」、「控除対象扶養親族」の氏名(漢字氏名、フリガナ)に誤りがあり、日本年金機構は1月30日に該当する方へ正しい源泉徴収票の再送付を行ったようです。
「支払金額」、「源泉徴収税額」等に誤りはないとのことですが、念のため、受け取った源泉徴収票の記載内容を事前に確認し、正しい源泉徴収票を確定申告にお使いください。
 
その他、例年のことではありますが、忘れがちな所得の申告漏れ(※1)や、ふるさと納税のワンストップ特例を申請された方のふるさと納税の申告漏れ(※2)等にもお気を付けください。。
 
※1 忘れがちな所得
☑ネットオークションやフリーマーケットアプリなどを利用した個人取引による所得
☑仮想通貨の売却等による所得
☑馬券の払戻金等による所得
など
 
※2 ワンストップ特例を申請された方でも「医療費控除などの確定申告を行う場合」や「寄附先が5団体を超える場合」は、全てのふるさと納税の申告が必要となります。
 
確定申告の対象となる所得なのか、確定申告に必要な書類は何かなど、ご不明な点につきましては、どうぞお気軽にお問い合わせください。
 
(参照:国税庁ホームページ)